和三盆の暇人どっとこむ

放射線技師のこと、日々のこと

パジェット病とCT

こんにちわさんぼん

新しい挨拶を思いついてしまいました・・・て、天才だ。(←バカ)

 

今回は「パジェット病」について調べてみました。

 

パジェット病

汗腺や乳腺などの腺のがんが皮膚にまで進展したもので

乳房にできるものを「乳房パジェット病」

乳房以外にできるものを「乳房外パジェット病」といいます。

 

なんだ簡単と思ったのですが、見た目では見分けが難しそう。

多い症状としては発赤やかゆみ、そしてそれが治らず広がっていくそうです。

 

汗腺は感染(たむし)と見分けがつきにくいです

原則として手術で切除します。

診断は皮膚生検で行い、その後進展具合や進行度を見るためにCTを撮影します。

 

 

乳房に関しては乳頭が赤くただれたようになります。

乳房外まで進展することは少なく、乳房切除術を行いますが

進行度によっては乳房を温存することもできるようです。

センチネルリンパ節生検によって転移の有無を確認します。

 乳房に関してはやっぱりマンモグラフィーであったりMRI、エコー検査がありますので

CTの出番としては進展具合や進行度を見るためというところでしょうか。

 

CTでは診断をつけるのではなく

進行具合をみていると考えてよさそうですNE。